素人女子大生の諸行無常記録

都内在住在学の女子大生です。思った事や印象に残った出来事について記します。

【2.五言。詠月。一首。】

五言。詠月。一首。

 

你好~

 

突然ですが・・・

漢文学

読んだこと、ありますか?

 

最近、漢文学を読み始めました。笑

 

今回は『懐風藻』から、

文武天皇が遺した漢詩

『五言。月詠。一首。』

をご紹介したいと思います。

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五言。詠月。一首。

(五言。月を詠む。一首。)

月船移霧渚(月船霧渚に映り)

楓楫泛霞濱(楓楫霞浜に泛ぶ)

台上澄流耀(台上流耀澄み)

酒中沈去輪(酒中去輪沈む)

水下斜陰砕(水下斜陰砕け)

樹除秋光新(樹除秋光新たし)

独以星間鏡(独り星間の鏡を以て)

浮雲漢津(還りて雲漢の津に浮かぶ)

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いかがでしょうか。笑

私自身この漢詩を読んだ時、

「さすが文無天皇。秀逸だなぁ。笑」

と思ったのですが…

 

この詩のように、

自然の風物を詠った詩を「詠物詩」、

と言うそうです。

 

夜空に光る月の姿を様々な角度で表現されていますね。

・霧がかかった空に浮かぶ月

・宴席のテーブルに映る月

・酒杯の中で沈むように浮かぶ月

・水流に沿って砕けるように映る月

・樹の隙間からわずかに光って見える月

(※個人の解釈です。)

 

宴席から外を眺めると目に入った月。

そこから少しずつ視線を映しながら、

文武天皇は様々な姿を現す「月」を感じられたのではないでしょうか。

 

そして最後に目線を空に戻し、

浮雲漢津」と詠ったのではないかと思っています。

(※個人の解釈です。)

 

五言律詩。

わずか40語の漢字を連ね、

こんなに素敵な詩が作れるのですね。

 

素晴らしい。

(※個人の解釈です。)

 

今回は、『懐風藻』から、

文無天皇の『五言。詠月。一首。』

のご紹介でした。

 

再见~

 

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 (文武天皇は当時では異例の14歳という若さで天皇に即位しました。)